インド・ネパールのコト
2022.12.16

インド料理を知ろう! 【Vol.3】魚をよく食べる!大都市ムンバイ周辺の西インド料理と、東インドのベンガル料理

ー ナマステ ー

皆様こんにちは!インド・アジアンダイニング スワガタムです。

大好評!インド料理を知ろう!第3弾

前回の「北インド」「南インド」に引き続き、
今回は「西インド」と「東インドの」食文化をご紹介したいと思います!

■西インド (オレンジ色のエリア)

西インドは、乾燥した砂漠地帯から洪水が起こるほどの多雨地域まであるため、
その食文化もとても多彩です。

そんな西インドの「マハラシュトラ州」には、インド最大の都市ムンバイがあります。

ムンバイの街並み

海に面していることもあり、シーフード料理が広く食べられています。

○ポンベイダック(Bombay Duck)

ムンバイでよく採れる魚(ポンベイダック)を揚げて、スパイスを効かせた料理。
意外にクセも少なく、とっても美味しいですよ。

また、西インド「ゴア州」が、ポルトガルに支配されていた歴史があるため、
西洋の食文化の影響を強く受けた料理もあります。

○パオパジ(Pav Bhaji)

インドのストリートフード「パオパジ」は、インドと西洋の食文化がミックスされた料理の一例。
「ナン」や「チャパティ」でなく、西洋風の「パン」をカレーに付けて食べるのが特徴的です。

■東インド料理 (黄色のエリア)

インド東部、バングラデッシュにほど近いコルカタ(カルカッタ)周辺地域の「ベンガル料理」が有名です。
お米と魚を中心に食べていて、日本の食文化にも少し似ているかもしれません。
野菜がふんだんに使用されているのも大きな特徴です。

スープ(汁もの)から始まり、豆、野菜、魚、肉、デザート…と
西洋のコース料理のようなスタイルでいただきます。

○ベンガルフィッシュカレー(マチェル・ジョル Machher Jhol)

スパイシーな魚のカレーです。
ターメリック、ニンニク、玉ねぎ、生姜、スパイスなどを魚と一緒に煮込んでいます。

○べグンバシャ(Begun Bhaja)

ナスのソテーです。
ナスに塩、赤唐辛子、ターメリック、パプリカなどをまぶして
マスタードオイルでこんがり焼いた、素朴な料理ですがナスのジューシーな食感が美味しいんですよ。

東西どちらの地域も魚が食べられることが多く、
南北インドとはまた違った特徴がありましたね。

スワガタムでは、これからも皆さんに喜んでいただけるような
美味しいインド料理を提供していきたいと思っています!
ご来店お待ちしております!

前回の記事はコチラ

インド料理を知ろう!【Vol.2】北インドの濃厚カレーと、南インドのあっさりカレー

インド料理を知ろう!【Vol.1】インドの宗教と食文化の歴史 

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